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腎臓内科

腎臓とは

腎臓は、背中に左右対称に1個ずつある臓器で、握りこぶしくらいの大きさで、そら豆のような形をしています。身体にたまった老廃物や塩分をおしっことして身体の外に出しています。またそれ以外に、血圧をコントロールしたり、血液を作ったり(貧血を防ぐ)、体内の水分量をコントロールしたり、と様々な役目を果たしているとても大事な臓器です。

現在、腎臓病患者は1330万人に達し、成人の8人に1人は慢性腎臓病といわれています。慢性腎臓病は、心疾患や血管疾患の危険因子であることが明らかとなっています。末期腎不全による透析療法や、心臓血管病による死亡に至る前に、腎臓病を早期発見し、早期治療することにより、慢性腎臓病の進行を抑制する事が重要です。

図の通り、末期腎不全による透析療法の原因疾患は糖尿病が42.5%と多くを占めており、いかに糖尿病を未然に管理するかがポイントとなりますし、もちろん他の疾患も早期に発見して治療介入することが重要となります。 ⇒糖尿病についてはこちら。

『一般社団法人日本透析医学会「」わが国の慢性透析療法の現況(2017年12月31日現在)』
『一般社団法人日本透析医学会 わが国の慢性透析療法の現況(2017年12月31日現在)』

以下のような症状がおありの際には、お早めにご相談下さい。

  • * 健康診断で腎機能(腎臓の働き)が悪いと指摘された
  • * 高血圧や糖尿病を患っておられる
  • * 血液検査で電解質の異常がみられた
  • * 貧血症状(立ちくらみや息切れが生じる)
  • * 手足の痺れなどの神経症状や精神症状がみられる
  • * 目がかすんだり、見えづらくなったりしてくる
  • * 手足や顔がむくんでいる
  • * 尿量が増加した、あるいは減少した
  • * 急に体重が増加 等々

健康診断で以下のような反応が出た際にはご相談ください。

尿蛋白陽性

腎臓で、タンパク質の処理に異常がある場合、陽性になります。原因としては、急性腎炎や慢性腎炎などの腎臓に限局した病気と、糖尿病、膠原病(こうげんびょう)、高血圧など全身の病気の一部として腎臓に障害が起きる場合があります。原因によって治療法が異なりますので、正確な診断が必要になります。

尿潜血

尿中に血が混じっている状態です。おしっこが通る道(尿路といいます)である、腎臓・尿管・膀胱・尿道から血液が出ている場合です。過労などからくる一過性で害の無い尿潜血もありますが、尿潜血を指摘されたら必ず原因を明らかにしましょう。

尿糖

血糖値が高い状態なると、尿から糖分が検出されます。糖尿病の疑いがあるので、再検査が必要です。

腎臓病の治療のポイント

★早期発見・早期治療が人工透析を回避することに繋がります★

腎臓病は、はっきりとした自覚症状のないまま進行・悪化してしまうことが多く、一度腎臓の機能を失ってしまった方は、透析療法に頼らなければならなくなってしまうのが、現状です。しかし、早期に治療を開始することで、腎機能の低下を防いだり、遅らせたりすることが可能です。これは身近な「かかりつけ医」だからこそ担うことのできる大切な役割だと考えています。専門医として、責任を持って、腎臓の保護をしていきます。何か腎臓のことでお悩みがありましたら、遠慮なく当院にご相談下さい。

主な腎臓の病気

糖尿病腎症

糖尿病の合併症の一つで、尿を作る腎臓の糸球体(しきゅうたい)という部分の毛細血管が悪くなり、だんだんと尿が作れなくなる疾患です。やがては人工透析と言って、機械で血液の不要な成分をろ過し、機械で尿を作らなければならなくなったりします。 現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。

慢性腎臓病

慢性腎臓病(CKD)とは、慢性に経過するすべての腎臓病を指します。あまり聞いたことが無いかも知れませんが、実は1,330万人(20歳以上の成人の8人に1人)もの患者がいると言われ、新たな国民病とも見られています。
生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や、メタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担っているため、慢性腎臓病によって腎臓の機能が低下し続けると、さまざまなリスクが発生してきます。

尿管結石・腎結石

尿が流れる通り道に石ができるものです。結石ができる場所により、尿管結石、腎結石と名前が変わります。腎臓内にある場合は、ほとんど痛みが無いと言われます。しかし、結石が腎臓から尿管に移動すると、腰から背中にかけての激しい痛みを引き起こします。 尿検査、腹部X線撮影、腹部エコー検査などによって診断をつけます。

腎不全

腎不全とはなんらかの原因で腎臓が障害を受け、血液をろ過する機能が低下し、老廃物(尿毒症物質)および水分を十分排泄出来ない状態をいいます。さらに進行すると尿量がしだいに減少し、ついには全く出なくなります。 腎臓の機能が10%以下になると透析療法が必要になります。

透析療法

腎臓の機能がほぼ10%以下になると、透析により、腎臓の働きの替わりをする必要があります。透析療法には血液透析と腹膜透析の2種類があります。

1)血液透析
血液を人工腎臓(透析器:ダイアライザー)に循環させて、身体に溜まった不要な老廃物や水分を除去し、カリウムやナトリウムなどの電解質を調節します。基本的には、週3回の通院で、1回3~5時間の血液透析を継続します。
2)腹膜透析
お腹に管を挿入して設置し、管から透析液を注入して、お腹の中にある腹膜を透析膜として利用して、身体に溜まった不要な老廃物や水分を除去して、電解質を調節します。透析液の交換は自分で行いますが、連日1日3~4回行うか、夜間に機械で自動的に交換する方法もあります。

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