宇治市の糖尿病内科|べっぷ内科・整形外科クリニック|宇治半白 JR宇治駅 JR・近鉄小倉駅

糖尿病内科

当クリニックにおける糖尿病治療7つの特徴

  • 特長1

    専門医による専門的で高度な診療を受けていただけます。

  • 特長2

    1型糖尿病や妊娠糖尿病など、特殊な病態にも対応可能です。

  • 特長3

    1型糖尿病のインスリンポンプ治療にも対応します。

  • 特長4

    個々の患者様に合わせた「オーダーメイドの治療」をご提供いたします。

  • 特長5

    院内で迅速の血糖値、HbA1c検査を行い、検査後すぐに治療方針を決定することが可能です。

  • 特長6

    循環器専門医、透析専門医として様々な合併症フォローもお任せください。
    特に心筋梗塞・狭心症合併した糖尿病治療、透析治療中の糖尿病治療をもっとも得意としています。

  • 特長7

    整形外科との連携で、骨粗しょう症など幅広い生活習慣病のフォローが可能です。

このような症状の方は受診をお勧めします

  • 健診等で「血糖値の異常」を指摘された
  • このごろ目立って太ってきた
  • いくらでも食べられる
  • 急に甘いものがほしくなる
  • よく食べるのに痩せる
  • ひどく喉が渇く
  • いつも残尿感がある
  • 尿の回数が多く、量も多い
  • 尿の臭いが気になる
  • 下腹部が痒い
  • 手足が痺れる
  • 足がむくむ
  • やけどや怪我の痛みを感じない
  • 視力が落ちてきた など

糖尿病の検査について

血糖値、HbA1cを迅速に行いますので、すぐに治療方針を決定することができます。
また糖尿病については血糖を管理することが一番重要ではありますが、それのみではありません。合併症の評価のために以下の検査を定期的に行い、早めの病気を見つけ適切に治療に導きます。

  • ■心電図・心エコー検査・運動負荷試験:狭心症、心筋梗塞、不整脈の評価
  • ■呼吸機能検査・レントゲン検査:肺年齢、たばこの影響
  • ■ABI・頚動脈エコー検査:足や脳への血流の評価
  • ■骨密度検査:骨粗しょう症の評価

当クリニックでは、糖尿病の合併症のほとんどを診断可能です。

糖尿病とはどんな病気?

糖尿病は、何らかの原因でブドウ糖(血糖)を上手に細胞に取り込めなくなり、血液中のブドウ糖が増えてだぶつき、高血糖となる慢性疾患です。

血糖濃度の高い状態が長く続くと、全身の血管を障害して合併症が起きると同時に、全身の組織に様々な悪影響が及びます。この合併症を予防するために血糖値を下げることが糖尿病の治療の目的になります。
しかし、糖尿病には大きな問題があります。それは「症状が全く出ない」ということです。
ですので自分が病気であることすら気づかずにいる方がたくさんおられます。また糖尿病であることが分かっても、症状がないために通院が滞ることも多々あります。

糖尿病はサイレント・キラー(silent killer)とも呼ばれ、知らず知らずのうちに身体をむしばんでいく恐ろしい病気です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞といった合併症を若年で発症してしまうことになり、寿命を約10年短くしてしまいます。糖尿病患者さんの平均寿命は男性で約69歳、女性で約72歳と言われています。
糖尿病は治療開始が早ければ早いほど、その後の状態が良くなるというデータもありますので、早い段階からの治療をお勧めします。そして症状がないからこそ、きちんと通院して検査を受けることで、きちんと管理されていること、合併症が出ていないことを確認することが重要となってきます。

血糖値とは?


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食事をし、消化されたブドウ糖が血液中に流れ、それが膵臓から出るインスリンの働きによって細胞に吸収されていきます。この一連の流れで、血糖値はおおよそ80~140 mg/dl程度にコントロールされています。
図1が私の血糖値です(2週間、血糖をはかる機械をつけました)
ご覧の通り、ほぼ80~140 mg/dlに収まるようになっています。


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しかし、糖尿病患者さんではさまざまな理由で血糖が高い状況が続きます。
図2がその一例です。

健診で高血糖を指摘されて来院された患者さんです。食後には350 mg/dlまで上昇しているのが分かりますね。正常の2~3倍ありますが、症状はありません。

糖尿病放置するとどうなる?

きちんと「血糖コントロール」をしないと、血液中に溢れたブドウ糖が全身の血管にダメージを与え、様々な合併症を招くようになってきます。

合併症というのは、ある病気が元になって起こってくる、別の病気や症状のことです。
糖尿病の合併症には、三大合併症と言われる「糖尿病網膜症」「糖尿病神経障害」「糖尿病腎症」や大血管障害(心筋梗塞や脳梗塞、末梢動脈性疾患など)があります。
糖度の高い(甘い)果物を触ると手がベトベトした経験はどなたもあるかと思います。血糖値が高いということは、血液の中の糖度が高いということ=血液がドロドロしている、ということになります。ドロドロとした血液のために、全身の臓器にさまざまな合併症を起こすこととなります。

糖尿病の代表的な合併症

  • ・心臓病(心筋梗塞・狭心症など)・・・胸の痛み、圧迫感
  • ・脳梗塞・・・手足が動きにくい、ふらつく、呂律が回りにくい
  • ・糖尿病腎症・・・おしっこが泡立つ、手足のむくみ、人工透析
  • ・糖尿病網膜症・・・ものが見えにくい、まぶしい など
  • ・糖尿病性神経障害・・・手足のしびれ・痛み、立ちくらみ など
  • ・糖尿病足病変・・・足が乾燥する、歩くと痛い、水虫 など
  • ・骨粗しょう症・・・骨が痛い、背が縮んだ など
  • ・歯周病・・・歯が痛い、口臭がひどい、歯が抜ける など

それではその中でも主な病気について説明いたします。

大血管障害(心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患など)

糖尿病により血糖値の慢性的に高い状態が続くと、細い血管のみならず太い血管もダメージを受けます。動脈硬化を起こした血管は狭くなり、時には詰まってしまうこともあります。血流が悪くなったり、完全に詰まったりすると、様々な病気を引き起こします。
大血管障害は、高血糖・高血圧・脂質異常症(高脂血症)・肥満(特に内臓肥満)の4つの組み合わせで起こりやすくなります。これは「メタボリックシンドローム」の4つの要素と同じです。その他にも、喫煙・加齢・運動不足・ストレス・不適切な食生活などが動脈硬化の原因となります。
したがって、動脈硬化を予防するためには、糖尿病の治療はもちろんのこと、肥満や高血圧、脂質異常症など、他の生活習慣病も同時に治療していくことが大切です。

糖尿病の大血管障害

心筋梗塞
心臓に酸素や栄養を供給している冠動脈が硬化・狭窄し、冠動脈の内腔が狭くなったところに、血液の塊(血栓)が詰まって血管を塞いでしまうと、酸素が供給されなくなった部位の筋肉がダメージを受け、心筋梗塞を発症します。通常なら、心筋梗塞が起こると胸が強く締めつけられるような激しい痛みが生じますが、糖尿病による神経障害を併せ持っている患者様では、痛みを覚えないケースもあります(無痛性心筋梗塞)。心筋梗塞の死亡率は30~40%と言われ、非常に重篤な病気です。
脳梗塞
脳の血管が詰まってしまい、詰まった箇所の先に血液が供給されなくなってしまうのが脳梗塞です。そして閉塞を来たした場所に対応して、様々な症状が引き起こされます。半身の麻痺や言葉の障害などが、その代表例です。半身が麻痺となりますと、食事、排泄、入浴といった、これまでは当たり前の日常生活を一人では行えなくなります。発症した時点から突然、一人では何もできなくなってしまい、介護を受ける人生が待っています。
末梢動脈性疾患
足の血管の動脈硬化が進行し、動脈の狭窄や閉塞によって血流が悪化することによって引き起こされます。足やふくらはぎが痛くなって運動ができない、休み休みでないと歩けない(間欠性はこう)などの症状が現れ、生活・行動範囲も制限されてきます。さらに症状が進むと、潰瘍や壊疽(えそ)を起こしてしまい、足を切断しなければならなくなるケースも出てきます。足を切断した後の1年死亡率は44%と言われており、糖尿病においては足の評価は極めて重要です。

糖尿病の三大合併症

◆糖尿病網膜症
目の内側には、網膜(目から入った光が像を結ぶ場所)という膜状の組織があり、光や色を感じる神経細胞が敷きつめられています。高血糖の状態が長い期間にわたって続くと、ここに張り巡らされた細い血管が動脈硬化による損傷を受け、血流が悪くなって栄養と酸素が十分に供給されず、視力が低下してきます。進行してしまうと出血や網膜剥離を引き起こしたり、時には失明に至ったりするケースもあります。また、白内障になる人も多いと言われます。
糖尿病網膜症は、かなり進行するまで自覚症状が無いことも少なくないので、「まだちゃんと見えているから大丈夫」といった自己判断は禁物です。糖尿病の人は、目に特別な異常を感じなくても定期的に眼科を受診し、検査を受ける必要があります。
◆糖尿病神経障害
主に足や手の末梢神経が障害されます。その症状の出方は「手足の痺れ」「やけどや怪我の痛みに気づかない」などです。ほかにも胃腸の不調(下痢や便秘)、顔面神経麻痺、立ちくらみ、発汗異常、ED(勃起不全)など、多様な症状が現れてきます。
◆糖尿病腎症
血液を濾過して尿をつくる腎臓の糸球体(しきゅうたい)という部分の毛細血管が傷害を受けて機能が損なわれ、だんだんと尿がつくれなくなってきます。やがては人工透析と言って、機械で血液の不要な成分を濾過し、人工的に尿をつくらなければならなくなったりします。すると週に2~3回、定期的に病院などで透析を受けるようになるので、日常生活に大きな影響が及んできます。現在、人工透析になる原因の第1位が、この糖尿病腎症です。糖尿病腎症も自覚症状が無いままに進行しますので、早期に発見するためには、定期的に腎機能を検査(採血・尿検査など)する必要があります。ちなみに糖尿病腎症にて人工透析になると5年生存率は約55%と非常に厳しいデータもあります。

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