さまざまな美肌効果が期待できるフォトフェイシャルにも、デメリットがあります。
当院では、メリットだけでなく、デメリットについても十分にご説明した上で、治療へと進みます。

深い位置にあったシミが出現する

メラニン色素にダメージを与えて代謝として排出する過程で、一時的にシミやそばかすが浮かび上がって目立ちます。かさぶたのように自然に剥がれ落ちるまで2～7日程度を要するため、その期間のお仕事・プライベートのスケジューリングには注意が必要です。

施術の前後は日焼けを
してはいけない

日焼けは、肌が火傷を起こした状態です。この状態でフォトフェイシャルを受けたり、フォトフェイシャル後すぐに日焼けをすると、肌への刺激が過剰になり、色素沈着などの肌トラブルを起こす可能性があります。
フォトフェイシャルの前後は、日焼けだけでなく、紫外線を浴びること自体をできる限り避けてください。

火傷のリスクがある

光の照射によって熱が生じるため、火傷のリスクがあります。当院では、照射出力を適切に調節しながら、火傷をはじめとする肌トラブルのリスク低減に努めます。

濃すぎる・薄すぎる
シミに効かない

濃すぎるシミ、あるいは薄すぎるシミには、十分な効果が得られないことがあります。
フォトフェイシャルが適応外となった場合には、他の治療法を提案することも可能です。

照射時に眩しさを感じる

フォトフェイシャルを照射する際には、フラッシュライトのような点滅があり、まぶしさを感じます。専用のアイマスクを使用するため目にダメージを与えることはありませんが、光過敏症の方はフォトフェイシャルが受けられません。

他の美容治療においても言えることですが、効果がどれくらいあるのか、いつから効果を実感できるのかは、患者様の気になるところかと思います。

フォトフェイシャルで
効果を感じられない？
考えられる原因

「フォトフェイシャルは効果がない」といった評判を耳にすることがあります。それには、以下のような原因が考えられます。
当然ですが、正しく治療が行われなければ、十分な効果は期待できないのです。

症状に適した施術でない

濃すぎるシミ・薄すぎるシミ、深いシワ、クレーターを伴うニキビ跡、肝斑など、本来であれば適応外となる症例にフォトフェイシャルを行った場合です。
特に肝斑は、効果がないばかりか、悪化したり白抜けしたりするため、医師による鑑別が重要となります。

施術回数が少ない

効果の現れ方、また目標のお肌の状態は、患者様お一人おひとり異なります。
そのため、1回の施術でご満足いただける場合もありますが、複数回の施術が必要な場合もあります。
カウンセリング時には、おおよその必要回数を医師がお伝えします。

照射の出力が弱い

光の照射の出力が弱すぎると、十分な効果は得られません。お肌の状態を見極めながら出力を適切に調整するためには、美容皮膚科の正しい知識と、フォトフェイシャルによる治療の経験が必須です。

効果を感じられるようになる目安

効果を実感されるまでの時間は、施術後2日～10日と、症例によって幅があります。
ただ多くの症例では、2～3日くらいで何らかの違いをご実感いただけます。
ただし、シミ・そばかすの場合は、メラニン色素が浮かび上がり、自然に剥がれ落ちるまでやや時間がかかるため、2～7日くらいを目安としてください。

副作用

施術直後、光の熱によって炎症や色素沈着が起こることがあります。ただこちらは一時的なものであり、通常は30分以内に治まります。
またシミやそばかすに対する施術では、ダメージを受けたメラニン色素が肌の表面へと浮かび上がり、排出される過程で、一時的にシミ・そばかすが濃くなる現象が起こります。かさぶたになって自然に剥がれ落ちるものですので、ご安心ください。

ダウンタイム

シミ・そばかすがある場合には、一時的に濃くなり、その後かさぶたとなって剥がれ落ちるまでに2～7日を要します。
またすべての症例において、施術後7日は、入念な紫外線対策を行ってください。外出の際は日焼け止めクリーム、帽子、日傘などを用い、できる限り、紫外線を浴びないことが大切です。

 

治療名	フォトフェイシャル
治療内容	黒色・赤色等に反応する光を照射してシミ・そばかす・赤ら顔を改善する治療です。
治療回数	1回
副作用・リスク	赤み、火傷、かゆみ、水泡、色素沈着、色素脱着等
平均的な治療回数	5回
平均的な治療金額	82,500円

※効果には個人差がございます。

DRコメント

美容医療を受けるのは初めての60代女性の患者様でした。フォトフェイシャルを1回照射したところで、左頬のシミが薄くなり全体的に肌の透明感が上がっていることが確認できました。1回で効果が出る方もいらっしゃいますが、フォトフェイシャルは1クール5回の施術です。

症例2

 

治療名	フォトフェイシャル
治療内容	黒色・赤色等に反応する光を照射してシミ・そばかす・赤ら顔を改善する治療です。
治療回数	2回
副作用・リスク	赤み、火傷、かゆみ、水泡、色素沈着、色素脱着等
平均的な治療回数	5回
平均的な治療金額	82,500円

※効果には個人差がございます。

DRコメント

お顔全体にシミが点在していましたが、サリチル酸ピーリングとフォトフェイシャルにより肌トーンが明るくなり、シミが減少していることが確認できます。

症例3

 

治療名	フォトフェイシャル
治療内容	黒色・赤色等に反応する光を照射してシミ・そばかす・赤ら顔を改善する治療です。
治療回数	2回
副作用・リスク	赤み、火傷、かゆみ、水泡、色素沈着、色素脱着等
平均的な治療回数	5回
平均的な治療金額	82,500円

※効果には個人差がございます。

DRコメント

頬のシミがお悩みとのことでフォトフェイシャルの施術を選択。2回の施術で点在していたシミが小さくなり、肌もトーンアップしています。

	初回（税込）	1回（税込）	5回（税込）
フォトフェイシャルM22（顔）	¥13,200	¥19,800	¥82,500
フォトフェイシャル（顔）＋ ピーリング	—	¥24,200	¥96,800
＋手背（オプション料金）	—	￥7,700	￥27,500
手背のみ	—	¥11,000	¥44,000

オプション

オプションとして、ケアシスSでの施術を合わせてお受けいただくことが可能です。
特殊な電気パルスを使って角質の細胞膜に一時的に穴を形成する「電気穿孔法」を用いたエレクトロポレーションで肌を傷をつけることなく肌の深層まで美容有効成分を浸透させることができます。
また、鎮静効果も期待できるため、ダウンタイムの軽減にも効果的です。

ケアシス
(エレクトロポレーション)

区分	保険適応外（自費診療：10割負担）
治療名	フォトフェイシャル
治療内容	黒色・赤色等に反応する光を照射してシミ・そばかす・赤ら顔を改善する治療です。
機械名	ステラM22
承認状況	国内承認(承認番号：30300BZX00035000)
他の承認機器の有無	ステラM22のほか、シネロンキャンデラ社・ノーリス等
副作用・リスク	赤み、火傷、かゆみ、水泡、色素沈着、色素脱着等
平均的な治療回数	5回
平均的な治療金額	82,500円
入手経路	国内正規販売代理店から医師の判断の下、輸入

美容皮膚科では、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
「個人輸入において注意すべき医薬品等について」はこちらをご覧ください。

お問い合わせ先

医療法人糖心会　beppu beuty

0774-66-1222

管理医師情報

医療法人社団　糖心会　理事長

別府 浩毅

略歴

2003年　広島大学医学部医学科卒業
京都大学医学部附属病院 内科
三菱京都病院　心臓内科、人工透析
山口赤十字病院　糖尿病内科 副部長
武田総合病院　循環器内科　糖尿病センター 医長
2017年9月　べっぷ内科クリニック　開院
2023年　春　Beppu Beauty　開院

資格

日本内科学会　認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病学会　糖尿病専門医
日本糖尿病・妊娠学会
日本糖尿病協会　療養指導医
日本循環器学会　循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会　認定医（開業にて喪失）
心臓リハビリテーション学会　心リハ指導士
日本腎臓学会
日本透析医学会　透析専門医