心臓・血管系の診療科
循環器とは、心臓から血液が送り出されて体じゅうの組織を巡る、その経路のことを言います。したがって循環器内科では、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈などの心臓の病気や、動脈瘤、動脈硬化などの血管の疾患を診療します。
また、循環器疾患のリスクとなる生活習慣病(高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、痛風(高尿酸血症)等)にも対応いたします。
また、当クリニックは心筋梗塞、狭心症等で心臓の手術を受けられた患者さんに向けた、心臓リハビリテーションにも対応していますので循環器疾患・心臓病については幅広くご相談をお受けいたします。
このような症状の時は
ご相談下さい
- 血圧が高い
- 強い胸痛を覚える
- 胸に締め付けられるような違和感を覚える
- 歩行や運動時に胸が苦しくなり、休むと軽くなる
- 動悸がする
(鼓動が速くなる、鼓動を強く感じる) - 脈が乱れる・飛ぶ
- 息苦しい(特に横になった時)
- 以前と比べ運動時の息切れがひどくなった
- 失神した(気を失った)
- 心電図や胸部X線検査で異常を指摘された
- いびきがすごいと言われる、昼間に睡魔がひどい など
循環器内科で扱う主な疾患
各ボタンをクリックすると詳しい説明がご覧いただけます。
ペースメーカー管理
ペースメーカーの検査
ペースメーカーを移植された患者さんは3か月~半年に1回程度、ペースメーカー外来での定期的な検査が必要になります。
この外来では、不整脈などのために、ペースメーカーの埋め込みをされた患者さんの管理を行います。
“プログラマ”という専用の機器を体の外から当てるだけで、ペースメーカーのいろいろな情報を読み取り、チェックすることができます。
ペースメーカー手帳を持参
受診される際には、「ペースメーカー手帳」を必ず持参してください。詳細なペースメーカーの設定などが記録されていますし、またこの手帳には、その日に行った検査内容を記録していきますので必要なのです。
主な検査内容
- ペースメーカーはきちんと作動しているか
- バッテリーがあとどれくらいもつか
- リード(導線)は消耗していないか
- ペースメーカーに何かトラブルは生じなかったか
- 不整脈の発生状況 など
※ペースメーカーのメーカー確認が必要になりますので、必ず事前にご予約ください(ご予約の際には、必ず「メーカー名」をお知らせください)。
※定期検査以外にも、気になる症状が生じた場合には、念のためペースメーカーのチェックをなさるよう、お勧めいたします。