糖尿病が原因となり、尿が泡立つのはタンパク質が原因です。腎臓には糸球体という細かな血管が網目のようにあって血液中の老廃物や塩分をろ過していますが、糖尿病になると血管がドロドロになります。
ドロドロの血が血管を流れることによって血管が傷つき、網の目をさけて尿を出してしまい、タンパク質が混じって泡立ってしまいます。
ただ、「尿」は、身体にとって不要な毒素を身体の外に出すのが役割です。タンパク質は食事に含まれる栄養素であり、本来尿から出ることはありません。糖尿病で腎臓のパワーが低下すると、タンパク質が尿に出てしまい、栄養失調のような病気(ネフローゼ)となってします。
また血糖値が160mg/dl以上になると尿の中に糖が出てくるようになり、尿の粘稠度が高くなって尿が泡立ちます。
何らかの理由で尿の粘稠度が高くなると尿が泡立つようになります。
このように尿が泡立つ理由にはいくつかの原因が存在しますが、その原因をご自身で判断することは難しいでしょう。
少しでも気になったらお早めにしかるべき医療機関に相談していただき、早期に治療を開始することが大切です。
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