糖尿病が原因で身体の疲れにつながるのは、①高血糖のとき、もしくは②低血糖のとき、の2パターンです。それ以外は、糖尿病が原因で疲れる、ということはありません。
①高血糖の時は、身体が適切に血糖(=グルコース=身体のエネルギー源)を使えない状態になっており、身体が必要とするエネルギー需要に見合っていないため、疲れを引き起こします。特に空腹時血糖値が250 mg/dlを越えてくると、身体の疲れとともに、喉が渇くなどの症状も出てきます。 また②低血糖の時は、血糖が低いために、当然エネルギー不足による身体の疲れが出現しますし、ひどいときには震えやしびれ、意識が低下するなどの症状も出てきます。
ただ上述の通り、①高血糖もしくは②低血糖のとき以外で、管理されている糖尿病で症状が出ることはまれです。その際は別の要因を疑った方がいいかと思いますので、主治医の先生とご相談下さい。
ストレスや不眠・睡眠不足が続くと、疲労がたまり、身体のだるさや倦怠感につながります。その他に、生活習慣病を引き起こすことも。
疲れがとれない・体がだるいのは、自律神経の乱れが原因かもしれまん。
自律神経を整えると、疲れをとるだけではなく、更年期の症状を軽減することができます。
貧血は、赤血球やその中のヘモグロビンが少なくなることで起こります。駅の階段を登るような軽い動作でも動悸、息切れなどの症状が出ます。一番多い原因は、鉄不足です。
うつ病では、睡眠障害や疲労感・倦怠感、意欲・興味の減退といったさまざまな心の不調や体の不調が現れます。本人が気づきにくい病気のため、重症になる前に家族や周囲の人が気づくことが大切です。
女性の更年期障害の症状は、ほてり、体がだるい、気分の落ち込みなど実にさまざま。疑わしい症状があれば我慢せず受診しましょう。更年期障害と診断されたときは生活環境の見直しを行います。
甲状腺ホルモンに関わる病気は、更年期や加齢の症状と似ているので、見逃さないよう注意が必要です。甲状腺ホルモンが過剰になるバセドウ病や、甲状腺に慢性の炎症が起こる橋本病がよく知られています。
慢性腎臓病の主な症状には、だるさ、頭痛、吐き気、むくみなどがありますが、病気がかなり進行してから現れます。慢性腎臓病が脳卒中や心筋梗塞、認知症といった病気を引き起こすリスクを高めます。
がん細胞が産生する物質にエネルギーを取られたりすることにより体力消耗が見られます。
※クリックするとチェックリストが表示します